住宅の地震に対する強さの基準は建築基準法によって定められています。また、良質な住宅を取得するためにつくられた住宅品質確保促進法では、耐震性能を判断する目安として3段階の耐震等級が定められました。
アイエルホームでは、木造在来工法を採用しています。柱・耐震壁の配置や耐震ジョイント金物の使用で高い耐震性能と耐久性の家づくりを行っています。
土台、梁、桁などの主要構造部材を木材でつくる建築物です。
木造は軽量で、重量に対して強度が強く耐震上は有利です。
空間も比較的自由に構成することが可能で、価格と施工のしやすさから住宅建築に最もよく用いられています。
●水分の吸収と排出を適度に繰り返し、自然な調湿作用があります。
●加工が容易なので、増改築や間取りの変更が比較的簡単です。
●建物全体の重量が軽く、基礎を小さくすることができます。
●定期的なメンテナンスを行えば寿命は半永久的です。
木造建築を基本とした「木造軸組在来工法」木がもつ調湿能力を活かす構造体を構築します。
木材は自然に呼吸をしています。湿度が高くなると湿気を吸収し、乾燥してくると水分を放出します。たとえば40坪の家の場合、およそ20トンの木材が使われますが吸放出される水分はドラム缶10~15本分です。その調湿能力は、とても高性能です。
柱・耐力壁の配置と直下率
柱の直下率とは2階の柱の下に1階の柱がくる率、耐力壁の直下率とは2階の耐力壁の下に1階の耐力壁がくる率をいいます。
耐力壁の配置と偏心率
偏心とは、重心と剛心のずれのことをいい、偏心が大きいすぎると建物はねじれるようにして可能性があります。
●重心=建物の重さの中心
●剛心=建物の強さの中心で、壁の配置の偏りで決まります。
柱・耐力壁の配置のバランスの悪い住宅は、柱・耐力壁の少ない部分が地震などの大きな力に抵抗できずにねじれて壊れるため、たとえ柱・耐力壁が必要量を満たしていても決して安全ではありません。
地震などの際に大きな力のかかる木と木の接合部に対し、強靭な耐震ジョイント金物をあわせることにより、在来工法の木軸接合に比べ、平均2.5倍の強度を保ちます。 金物にはすべて防錆加工を施してあるので、高い耐久性を長期にわたり発揮します。
壁量計算、4分割法、偏心率計算、柱接合部(N値計算)
耐震性能のチェックが瞬時に行え、柱接合部(N値計算)では、使用する金物を任意に設定・変更することもでき、強い耐震性能の構造計算をしっかり行っています。
木材の強さは、経過年数とともに、どのように変化するのでしょうか。「代表的な建築材であるヒノキについて試験した結果によると、曲げの強さや圧縮の強さは、いずれも約200年頃までの間は、じわじわと増大し、最大30%近くも強くなります。その後少しずつ低下して、1000年余りの時を経てようやく新材と同じ強さになるという」[NHKブックス「法隆寺を支えた木」(西岡常一・小原二郎共著)より]つまり、ヒノキは約200年頃までは硬く強くなり続けるということ。ですから腐朽さえしなければ、約1400年前に建立された世界最古の木造建築物といわれる法隆寺の建物の強さは、創建当時とほとんど変わっていないということになるわけです。木は驚異的な耐久性能を持つ素材といえるでしょう。
湿気対策の中でとくに重要なのが、壁体内結露の防止です。壁体内結露とは、室内外の温度差によって生じる湿気で、木造住宅を劣化させる大きな原因のひとつになっています。そこで、外壁内側に高性能な透湿防水シートを張り、さらにその外側に通気層を設ける通気工法を採用。壁体内を風通しのよい状態に保ち、軒天部からつねに湿気を放出することで結露の発生を防いでいます。
湿気がこもりやすい床下への対策として、地盤面から400㎜の高さに基礎を設定。さらに、通常の床下換気口の1.5倍~2倍の換気能力をもつ基礎全周換気工法により、高い通気性を確保しています。また、基礎パッキンを取り付けることで、床下の乾燥状態を維持し、腐朽菌の発生を未然に防止。断熱材の中の湿気も排出し、断熱材の働きを助けるとともに、基礎の耐力も向上します。



















